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『新婚旅行ハリケーン』名言ランキングBest5!みさえ・ひろし・しんちゃん・ジュンコ

クレヨンしんちゃん映画 映画
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映画『クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン〜失われたひろし〜』は個人的にベスト3に入るくらい見た時に泣いた映画でした。

映画タイトルの印象からは感動映画なのかなと疑問を抱く方もいるかもしれません。

タイトルからも想像できるように、みさえとひろしが新婚旅行と称して家族で海外旅行をするのが大筋の作品です。

この映画、私はみさえの心理描写がとても印象的だと感ました。

今までのしんちゃんの劇場版とはまた違ったテイストだと思っています。

そこで今回は私の独断と偏見で作中の名言ランキングにしてお話していきたいと思います。

※一部作品のあらすじ・結末が含まれています。

『新婚旅行ハリケーン』名言ランキング 第1位 〜あなたたちのパパはあんな男じゃないでしょう。私たちを守るために犠牲になろうとしているのよ〜 (みさえ)

新婚旅行の地で、ひろしがとある理由から地元の部族にさらわれてしまいます。

自分がそこの村に残りその土地に祭られている女神と結婚することで事態が丸く収まると思い、花婿になることを決意します。

そしてひろしは助けに来たみさえたちが危険な目に遭うのを避けるために冷たく突き放します。

このセリフだけでもひろしのことを理解した上でいえる信頼関係も素敵だと思います。

ですが私がこれを一位に選んだ理由は単純にみさえがひろしに対しての信頼から出たセリフということだけではありません。

このセリフをいう前にひまわりの耳をしんちゃんにふさがせ、しんちゃんの耳をジュンコにふさいでもらいます。

そしてしんちゃんには大きな声で好きな歌を歌っていてと一言いい、みんなの元から少し離れて叫ぶのです。

「ちっくしょー、こっちは新婚旅行だっつーの!(中略)ラブラブ写真を撮るためにダイエットしてきたっつーの!(中略)かっこつけてんじゃねーっつーの! 色んなもん背負って崖登ってきたこっちの身にもなれっつーの!」

ただ純粋に新婚旅行を愛する人と、愛する家族で楽しみたかっただけなのに理不尽に巻き込まれ、思わず本音がモレてしまった瞬間です。

子どもたちの前では弱い所を見せたくないという気持ちのあらわれでしょうね。

”色んなもん背負って”はしんちゃんたちや荷物などの物理的にもひろしに対する思いなどの精神的な物など、ここまでの一連の流れを見るとそう感じぜざるを得ません。

私は上記のセリフを聞いてから『あなたたちのパパは・・・』という言葉を聞くとみさえが母親として、妻としての強さをより一層感じさせるような場面ですごくグッときました。

みんな見えない所で不安や理不尽と戦って生きているんだなと感じた場面です。

続いて第2位は、とらわれてしまったひろしのセリフです。

 

『新婚旅行ハリケーン』名言ランキング 第2位 〜本当のお宝っていうのは、人生を掛けて夢中になれるもののことなんだ。大人になるまでゆっくり自分のお宝を見つけろ〜(ひろし)

やっぱりひろしのセリフは心に刺さりますよね。

いままさに、危機的状況に置かれているひろしを助けに来てくれたしんちゃんへ向けて言ったものです。

金銀や宝石などの物理的なお宝には”金額”という価値がつきます。

ですが自分の人生を掛けてずっと好きでいられるものってなかなか簡単には見つけられないですよね。 そういった意味では金銀などよりも見つけるのは困難かもしれません。

ちなみにしんちゃんは「ななこおねいさんやチョコビ、風間くん・・・」とたくさんお宝をあげていたのでそれはそれで毎日が楽しそうだなと(笑)。 ちなみにひろしはもう見つけたそうです。

このシチュエーション的に、ひろしもある意味お宝ですし、しんちゃんたちがお宝を見つけたという見方も出来ると思いました。

私も大人になりましたがお宝を見付けたいなと思えるようなセリフです。

自分に置き換えることでジーンと染み入ってくる名言ばかりですね。

続いて、第3位はしんちゃんのセリフですよ。母テキ視点からみると涙が出てきそうな名言です!

見ていきましょう!

 

『新婚旅行ハリケーン』名言ランキング 第3位 〜じゃあ母ちゃんは誰がお守りするの?〜 〜最初からそう(助けてって)言えばいいのに〜(しんのすけ)

うーん、迷いに迷って3位を2つあげてしまいました。 それぞれしんちゃんがいっていた場面は違えどみさえとひろしに向けてのものでした。

上のセリフはひろしを助けに行く道中でみさえにしんちゃんが言ったもので下のものはクライマックスでひろしを助けに行った際に「助けてくれ」と言われたときに返した言葉です。

どちらも言われた大人はハッとさせられるような一言ではないでしょうか。

子どもであるしんちゃんやひまわりのことは親であるみさえやひろしが守ってくれます。

ではその”みさえ(母ちゃん)”を守ってくれるのはいったい誰なの?という純粋な疑問であり、即答するには難しい問いだなと感じました。

個人的にも大人になると自分のことを守ってくれる人って誰なんだろうと、自分自身で守るしかないと深く考えさせられました。

下のセリフも一度は家族の為と突き放したひろしでしたが、しんちゃんとしてはどうしてわざと突き放したんだろうと。

辛かったら素直に助けを求めればいいよと優しく、それでいてしんちゃんらしい言い回しをしていたと思います。

 

『新婚旅行ハリケーン』名言ランキング 第4位 〜赤ちゃんも荷物も両方背負ってなんて無理〜(ジュンコ)

ここに来て野原家以外のキャラの名言が登場しました。 このセリフは今作のヒロインであるジュンコのセリフです。

ジュンコは美人で不幸体質なトレジャーハンターで気が強く、態度は悪い印象です。

これだけ聞くと凄く性格が悪いのに名言?を疑問を抱く方もいるかもしれません。

ひろしを助けるために成り行きでジュンコも同行することになり、その道中は子連れで行くのはかなり過酷な道のりだったんです。

それ故にみさえが1人でひまわりと荷物を背負って崖を登ろうとしたときに私が荷物を持つよという意味で、ちょっとぶっきら棒ですが彼女なりの優しさです。

正直、みさえとジュンコは出会った当初、仲があまり良くありませんでした。

この時もみさえがずっと背負っていた荷物を持った時に、思わず「おもっ、何が入っているの」と一言。

その際みさえが思いのほか子供の為に必要なものを抱えてずっと険しい道をきていたんだと知り、そこでジュンコがみさえに対する見方が変わった瞬間だと思います。

母親として妻として色んなものを背負っているとみさえの覚悟を私個人もジュンコも知ったターニングポイントの場面だと感じました。

これ以降も苦楽を共にしていく内にお互いを知り、苦労を知って理解できない所もあるけれど尊重し合うといういわゆる女同士ってこんな感じだよね、という関係を構築していきます。

みさえの女性としてのやり取りを垣間見える珍しいキャラとの関係性だと思います。

さて、いよいよ名言5位は、やっぱりみさえのセリフがランクインです!

 

『新婚旅行ハリケーン』名言ランキング 第5位 〜あのときのこと、ちゃんと謝らなくちゃ。それからここに来るまでどれだけ苦労したか話して、一緒にカスカベに帰って馬鹿なことして・・・〜(みさえ)

ひろしがいよいよ生贄(花婿)として差し出されてしまう絶体絶命のピンチ、みさえたちの前には仮面族たちが立ちはだかります。

ひろしがさらわれてしまう前に、実はみさえはひろしとケンカをしてしまいます。

新婚旅行あるあるというかよく旅行先で相手の悪い所を見てしまうという王道展開でした。

ひろしとみさえは新婚ではないのである程度お互いのことは知ってますがすれ違ってしまいます。

なので喧嘩して仲直りする間もなく攫われ、あろうことか今生の別れかもしれないという状況下です。

最終決戦を前に覚悟を決め、”絶対家族一緒に帰りたい”という強い意志を感じたセリフです。

その後のジュンコのセリフもとてもいいんです。

是非最終決戦前のそのやり取りは実際に映像込みで見て欲しい場面です。

みさえが何故か最終決戦を前にしてコスチュームチェンジしているのもある意味見所に思えますね。

 

『新婚ハリケーン』名言ランキング まとめ

今回は私の独断と偏見で作中の名言ランキングにしてお話していきましたが、まとめると・・・

1. あなたたちのパパはあんな男じゃないでしょう。私たちを守るために犠牲になろうとしているのよ(みさえ)
2. 本当のお宝っていうのは、人生を掛けて夢中になれるもののことなんだ。大人になるまでゆっくり自分のお宝を見付けろ(ひろし)
3. じゃあ母ちゃんは誰がお守りするの?
最初からそう(助けてって)言えばいいのに(しんのすけ)
4. 赤ちゃんも荷物も両方背負ってなんて無理〜(ジュンコ)
5. あのときのこと、ちゃんと謝らなくちゃ。それからここに来るまでどれだけ苦労したか話して、一緒にカスカベに帰って馬鹿なことして・・・(みさえ)

特に狙ったわけではないんですがセリフを言ったキャラが上手いことばらけました。

この映画を見て感じたのは親子間や夫婦間、女同士での色んな場面でのみさえの心情の変化などがとても印象的でした。

しんちゃんやひろしに焦点を当てたような場面はどの映画も割とあるんですが、色んな視点でのみさえを見られるのはこの映画だけなのではないかと思います。

ものすごく、みさえや野原家が好きになる内容なので、気になった方は是非見てみてくださいね。

『新婚旅行ハリケーン』をきっかけに、クレしんファンが一人でも多くなることを願っています。

ここまで見ていただき、ありがとうございます。

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