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吹雪丸の放ったセリフ、私は女ではないに隠された秘密とは? 

クレヨンしんちゃん映画 映画
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吹雪丸は武士の家に生まれ、女でありながら男として育てられた悲劇の人物です。 彼の仇である雲黒斎を倒すために部下たちと戦いの中でその中の1人であるダイアナお銀との戦闘の中で発した「私は女ではない」とはどういう意味で言ったのでしょうか? 吹雪丸の母親や妹の雪乃は生きているのか、など作中で明記されていない部分もあって気になりますよね。 そこで今回は吹雪丸の放ったセリフ、私は女ではないに隠された秘密についてお話していきたいと思います。 ※作中のネタバレを含みます。 スポンサーリンク

吹雪丸の放ったセリフ、私は女では無いの意味は? 

吹雪丸がそのセリフを言ったのは作中の後半ヒエールとの相対する前に彼の部下であるダイアナお銀との戦いの最中に言いました 吹雪丸は本当は女性で両親の間に跡継ぎである男の子が生まれなかったため男として育てられました 父親が武士であるということや時代の背景を考えると後継の問題はかなりシビアなのだろうと推測出来ますね。 とはいえ、子供の頃はよくても大人になってから女性の身でありながら甲冑を着て戦に出るということはかなり無理がありそうです。 男として育てられながらも成長と共に身体が女性になりつつあるという葛藤を抱えながら生きてきた吹雪丸、ダイアナお銀との戦闘は苦戦を強いられます。 先頭の最中にお銀に「お前女だね」と指摘されます。 吹雪丸彼女に長い髪を掴まれ、拘束されながら隙をついて持っていた小刀で自分の長い髪を切り落とします。 そしてその刀をお銀の腹に突き立て、「私は、私は女ではない!」と言い放ちます。 髪を伸ばしていたのは自分がまだ女でありたいと願う最後の砦だったのでしょう。 戦いに勝つため、両親の仇である雲黒斎やお銀を倒すために未練であった長い髪をたち切り、武士として勝つという意味で上記のセリフを言ったのだと思います。 吹雪丸は作中ずっと冷静さを保っており、あまり感情を露わにしない印象です。 それが自分の女として生きたかったという執着を捨てたという風にも見えました。 吹雪丸には幸せになって欲しいと願うばかりですよね。 スポンサーリンク

吹雪丸の放った私は女ではない、ダイアナお銀の容姿が母親と似ている? 

吹雪丸が雲黒斎のいる雲黒城に向かう旅の道中、見る夢の中に時折母親の姿を見ます。 その姿がダイアナお銀とそっくりなんです。 お銀の方が表情がキツい印象で雲黒斎に見せる表情が少し似ているように思います。 吹雪丸私も最初にこの映画を見たとき、凄く疑問に思ったポイントの一つです。 吹雪丸の両親は雲黒斎によって命を奪われ、妹の雪乃はお銀の術によって玉に封じ込められてしまいました。 妹を元に戻したければ自分の元に来いという意味でもあります。 そして両親の仇を討つため、妹を元の姿に戻すために野原家と共に旅をする流れになりました。 お銀と吹雪丸の母親は何故似ているのでしょう? 個人的な推察ですが雲黒斎の正体であるヒエールが吹雪丸の母親の容姿を気に入ってわざと作ったのだと思いました。 気に入ったというのは単純に見た目が好きだと思ったのか、後に吹雪丸が自分を倒しに来ると予想して自分の母親を戦わせる構図を作り楽しむという目的もあったのでしょう。 本当にそうであればかなり悪趣味ですよね。 吹雪丸も武士として生きてきた身です、顔が母親に似ていても動揺せずに討ち取っていましたね。 ある意味自分がお銀を倒すことによって母親を2回殺されてしまったという点でも精神的に来るものがあります。 考えれば考えるほどヒエールの性格の悪さが垣間見えますよね。 スポンサーリンク

吹雪丸の母親と妹の雪乃はどうなった?  

彼の家族はしんのすけたちが来た段階では生き残っていたのは妹の雪乃だけでした。 ですがヒエールを倒して歴史を元に戻すことに成功してはいるので「両親がヒエールに殺されてしまった」という事実は消えました ヒエールが雲黒城を作ったという事実歴史上本来あるべきでは無いことです。 歴史の中の特異点を修復するためにしんのすけたちはタイムスリップし、結果的に吹雪丸と一緒に雲黒城までの旅をしたことを覚えているのはしんのすけたちのみです。 そう考えると少し寂しいですよね。 余談ですが吹雪丸の妹の雪乃というのは身体は男性、心は女性のようです。 吹雪丸どのくらい年が離れているかは分かりませんが雪乃が物心着いたときには心は女であるにも関わらず身体は男と今でいうトランスジェンダーという訳です。 吹雪丸もそれを理解した上で自分が「男として」父親の跡を継ぐことを決意したのでしょう。 吹雪丸はとても妹思いだなと感じますね。 ですが男として生きる宿命を背負った吹雪丸を唯一「姉上」と女性扱いしていたのは妹の雪乃です。 雪乃もまた自分のせいで吹雪丸に苦労をかけてしまったことへの罪悪感も多少あるのかと感じました。 だから自分だけは忘れないように、「姉上」と呼んでいるのかもしれませんね。 そして事件が解決してしんのすけたちが元の時代に戻り、戦国時代に平穏が訪れます。 最後お母さんと吹雪丸との会話のシーンを見て、男として生きる道は変わらないけれど幸せになって欲しいなと思いました。 スポンサーリンク

吹雪丸の放ったセリフ、私は女では無い まとめ 

今回は吹雪丸の放ったセリフ、私は女ではないに隠された秘密についてお話していきましたが、まとめると… 戦いに勝つため、両親の仇である雲黒斎やお銀を倒すために未練であった長い髪をたち切り、武士として勝つという意味で上記のセリフを言った。 雲黒斎の正体であるヒエールが吹雪丸の母親の容姿を気に入ってわざと作った ヒエールを倒して歴史を元に戻すことに成功してはいるので「両親がヒエールに殺されてしまった」という事実は消えました 改めて見ると歴史物に見えてSFの要素やロボットバトルがあったり設定が大盛りなのにクレしんらしさを忘れないというこの映画。 吹雪丸のセリフや戦いもまた見直したくなりますよね。 気になった方は是非見てみてくださいね。 ここまで見ていただき、ありがとうございました。 クレヨンしんちゃん映画『雲黒斎の野望』あらすじ、みどころをたっぷり紹介!雲黒斎の野望を様々な角度で考察

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