クレヨンしんちゃんには個性豊かなサブキャラがたくさん!それが魅力の一つだと私は思っています。
しんちゃんに「組長先生」と呼ばれている何とも物騒な名前のキャラクター!
「ふたば」幼稚園の園長先生もその1人なんです。
園長先生とは思えないサングラスとコワモテな見た目なので、しんちゃんからは「組長先生」と呼ばれてます。
そんな彼の名前は高倉文太(たかくら ぶんた)ってご存知でしょうか。
察しの言い方なら、この名前にモデルがいるというのも気づいてしまうかもしれませんね。
彼が着用している服も黄色に黒の縞模様でスゴく目立ちます!
一目見ると印象に残る見た目ですよね。
実際にこんな見た目の園長先生がいたらこの幼稚園大丈夫かと思ってしまうほど。
一体どこの服なのか、彼が実際に園長になった理由や奥さんのことが気になります。
園長先生の見た目がコワイだけではない!ということをお話ししていきたいと思います。
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クレヨンしんちゃんの組長先生(園長先生)の名前?本名は高倉文太
まず、園長先生の名前はアニメではあまり名前で呼ばれていないですよね。
なので、本名がわからないと思う方は多いのではないでしょうか。
私も改めて園長先生の名前を知ったので俳優さんみたいだなと率直に思いました。
しんのすけからは「組長」と呼ばれているので、そのイメージがかなり強いのではないかと。
園長先生の本名は「高倉文太」(たかくら ぶんた)と言います。
この名前について由来は次のように言われています。
実は大物俳優である「高倉健さん」「菅原文太さん」の二人をイメージして高倉文太となったと。
なるほど!
この二人の共通点は、ヤクザを題材とした映画に出演していた俳優さんであること。
そんなことが、園長先生のキャラクターづくりの基盤となったといわれています。
作者である臼井先生(1958-2009)の世代のことも考えると、この2人の俳優さんがモデルであるのも何となくうなずけますよね。
この二人を連想すると園長先生が「組長」と呼んでしまうのも無理ないかと思っちゃいます。
しんちゃんが、さすがにヤクザ映画を見るわけはないので、あくまで見たまんまの印象で「組長先生」と呼んでいるのでしょうね。
「組長先生」の雰囲気も、極道っぽさに寄せたキャラクターになったのではないかと思います。
今では国民的アニメでありながら、園長先生のことを「組長」と呼ぶことはクレヨンしんちゃんでしかできないでしょうねー。
そんな園長先生ですが、子どもからは好かれていますが、怖がられてしまうこともしばしば。
ふびんな一面もあります。(ホント気の毒です)
怖いのは見た目だけで、すごく中身はおっとりとしていて、子どもや先生思いのイイ先生なんです。
その見た目を生かして、不良を撃退したりすることもあるくらい!(頼もしい)
園長先生の性格まで知っていると、ふたば幼稚園なら自分の子どもを預けても大丈夫だと思えるんですよね。
本名があまり出ない理由を考えてみたのですが・・
小学校の校長って○○先生と呼ばずに「校長先生」と呼びますよね。
そんな感覚なので、本名で呼ばれる機会がないのだと感じています。
ですが、しんちゃんだけは園長先生と呼ばずに「組長」と呼ぶことが多い!(笑)
多いながらも、ときどきホントに「園長先生」と呼ぶときがあるんですよ。
その時に園長先生は「だからくみちょ…そうです」と言っている描写が!
(「あれっ、今日は組長って呼ばんのかーい」っ感じ)
ってことは、それぐらいしんちゃんは園長先生のことを組長と呼んでるってことですよねー。
もはや、しんちゃんが「組長」と呼んで「園長です」と訂正するのがお決まりのパターンになっているフシが、また面白いところ。
ぜひ、ふたば幼稚園の描写がある回を見るときには意識して見てみてくださいね♪
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クレヨンしんちゃん|組長先生のモデルは俳優?服が派手な件!
先ほど園長先生の名前のところでも紹介しましたが、園長先生には実在するモデルが俳優さんにいると考えられます。
名前の高倉文太の由来である、俳優の高倉健さんと菅原文太さんと言われております。
私もあまり詳しくは無いのですが名前くらいは知っている大御所の俳優さんですよねー。
まず、高倉健さんの代表作は「幸福の黄色いハンカチ」という映画が代表的です。
高倉さんは刑務所から出所したばかりの主人公、勇作を演じました。
菅原文太さんの代表作については「仁義なき戦い」が代表作です。
こちらの仁義なき戦いはヤクザ関連の作品で大ヒットしました。
そこで気になるのが、このお二人の実際の関係です。
この二人が初めて会ったのはヤクザ映画である「網走番外地」の撮影所でした。
この映画の主演は高倉健のシリーズで、当時、菅原文太は名もない役として出演したのちに大ヒット映画「仁義なき戦い」に出演しました。
男性ですがシンデレラストーリーといっても過言ではありませんよね。
この映画では高倉健がゲストで出演していました。
その後もお互いにやくざ映画のヒットを生み続けていく存在になっていったのです。
もしかしたら、臼井先生はこの2人のファンでお名前を拝借してしまったのかなと感じました。
つづいて、服装を見ていきましょう。
園長先生の服装はいつも黄色と黒のチェックのスーツを着ています。
毎日同じ格好をしておりますが、園長先生はこの服を複数着持っているように思われます。
某スマートフォンの産みの親を彷彿とさせるような設定ですよね(笑)。
私も最初園長先生の服を見たとき、おっとりとした優しい性格の割に服はハイセンスな人なんだなとギャップを感じました。
幼稚園の先生にしてはかなり攻めた服装であることは確かですよね。
近年ではハイブランドの一つである「グッチ」が園長先生の来ている服装と似ている服を発売した時に、とても話題になりました。
確かに色味や模様がハイブランドのようなイメージに見える部分もありますよね。
「園長先生 服」と検索すると「園長先生はグッチの服を着てたのか?!」という書き込みが多く出てきます。
実際にそのようなことなのかはわかりませんが、園長先生の服装は初めからこのような服装をまとっています。
ってことは、臼井先生またはアニメを制作する上でたまたまその色味になったと言えます。
園長先生の服が偶然にも有名ハイブランドと似たようなデザインになるというのも面白いですね。
ちなみにグッチは違うアニメともコラボをしていますよ。
グッチの方が園長先生の洋服のデザインなどにインスパイアされた可能性もありますね。
つづいては、園長先生がなぜ教職の道に進んだのか?についてお伝えします!
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クレヨンしんちゃん|組長先生(園長先生)はなぜ園長に?エピソードは何話?
つづいて、園長先生がなぜ園長になったのかについてお伝えしていきましょう!
園長先生は子どものときからコワモテな顔でした。
幼少期からコワモテなのはやっぱりふびんですよね・・・。
大学に通うため上京した園長先生は、やはり自身のコワモテから周囲となじめずにいました。
子どもの頃から顔にコンプレックスを感じていたら、なかなか友達を作るのにちゅうちょしてしまうのも仕方ないですよね。
そんなこんなで、当初は深く落ち込む日々が続いていました。
が、ある日、一人の男の子が園長先生の顔を怖いということなく、逆に「優しそう」と話しかけてきたんです!
そのことがきっかけで自信を取り戻し保育士を目指すことにしたのです。
この男の子との出会いは園長先生にとってのターニングポイントになったのでしょう。
小さなきっかけが前に進む勇気を与えてくれることを感じさせるエピソードですね。
ちなみに、こちらのエピソードは原作の39巻で書かれています。
この経験が園長先生にとってはとても印象的だったようですね。
ふたば幼稚園ではこの日を「上京記念日」とし幼稚園休園日となっています。
幼稚園の園長という職業に就くきっかけとなった日を大事にする園長先生の優しさが「ふたば幼稚園」に子どもを入園させたい!って気持ちにさせてくれますね。
園長先生は見た目では強面のイメージですが内面は心が広く涙もろいところもあるためそういった彼の心の優しい一面がその男の子に伝わったのではないかと思います。
アニメでは園児・先生のためを第一に考え、行動している園長先生を目撃することが多いです。
壊れた園の備品の補修なども積極的に行なっている印象。
園長先生は見た目で人は判断してはいけないということを学ばせてくれる存在でもありますね。
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クレヨンしんちゃんの組長先生(園長先生)の奥さんはどんな人?
園長先生は既婚で奥さんがいます。
奥さんは副園長を務めており、呼び名は副園長先生と呼ばれることが多いです。
しんちゃんからは「極道の妻」とも呼ばれたことがありました。
この呼び方ですが、私の印象では、副園長先生には極道要素がまったくナイので、さすが園長先生のことを組長と呼んでいるだけあり、しんちゃんは組長呼びに関連して生まれたのだと思います。
副園長先生の名前は不明でしたが近年名前が「高倉志麻」(たかくら しま)ということがわかりました。
完全に「極道の妻」の主演の女優さんが連想されますね。
ちなみに園長先生とは30年以上の付き合いで仲が良く、しんちゃんたちが組長と呼ぶことが多いので、つられて思わず「組長」と呼んでしまうことも(笑)。
私の印象では、映画で夏休みの前の注意を説明していたとき、長い話に先生たちやしんのすけたちが騒いでしまい、誰も園長の話を聞いていないシーンで・・・
そこで自信喪失していた園長に副園長が思わず、
「何いっているのよ、その顔で。しっかりしてよ組長」と一言。
その一言に園長はそれっぽく夏休みの注意を説明するというシーンがありました。
その他にも副園長先生も園長先生の怖い顔には慣れていなく園長先生が突然登場した時や笑顔でいる姿を見て驚く描写もあったのです。
また、園長先生の笑う顔にもビックリしてしまう人が多いのです!
笑顔にビックリってどーゆーこと?って思いますよね。
園長先生は自然に笑顔を作ることが苦手のようす。
そこで、笑顔になると逆に顔が引きつってしまい怖い印象を与えてしまう、という負のスパイラルが・・・
確かに意識して笑顔を作るのって難しいですよね。
そういうこともあり園長先生の笑顔に驚いてしてしまうのは無理もないでしょう。
でもよく考えると、子供時代からの幼馴染で30年以上の付き合いがある園長と副園長。
共に幼稚園を運営しているので本当に仲が良いことがうかがうことができますね。
ホント、見習いたい夫婦像です!
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クレヨンしんちゃんの組長先生(園長先生) まとめ
今回はクレヨンしんちゃんの組長先生こと園長先生についてお話ししていきましたがまとめると・・・
・家庭訪問に近所を訪れた際には近隣の住民に警察に職務質問される
・不良やヤクザもビビらせてしまうほど見た目がコワモテ
・実は内面は優しく泣き虫ということがありよく泣いている描写を見かける
・幼稚園で働こうと思ったのは、1人の男の子から「優しい顔」と言われたこと
・このことがきっかけで、自身の顔のコンプレックスを取り去ることができた
・彼には奥さんがいて、ふたば幼稚園の副園長をしている
・奥さん(高倉志麻)とは30年来の幼馴染で仲が良い。
園長先生はしんのすけから組長と呼ばれていることから怖い人と思われる方も少なくないと思います。そんな園長ですが、一人の男の子のおかげで保育士になったというのはその男の子からすると園長先生は優しい人ということが伝わっていたことになります。
もちろんふたば幼稚園の園児は彼の優しさはわかってはいると思います。
奥さんである副園長先生も一緒に幼稚園を支えており、幼稚園の先生も慕われているのだと思います。
園長先生はクレヨンしんちゃんでは度々登場するキャラの一人なので園長先生の行動にも注目し、強面だけれど凄く園児思いで涙もろい彼のことを注目してアニメや映画なども見て欲しいです。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。
ふたば幼稚園には、ほかにも個性的なキャラクターがたくさんですよ!