ぶりぶりざえもん
って、かっこいい!と思わせないところが魅力のキャラですよね。
クレヨンしんちゃんを語る上では欠かすことの出来ないキャラの1人です。
ぶりぶりざえもんはヒーローとは名乗っているものの、逃げ腰感ハンパない卑怯者?!
でも、意外にかっこいいって評判でもあるのです。
今回は、ぶりぶりざえもんの名言とともに、どんなところがカッコいいのか?迫ってみたいと思います。
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ぶりぶりざえもんはカッコいい!プロフィールは?
そもそも、ぶりぶりざえもんはしんちゃんが考えた絵本の主人公キャラです。
登場回数は多くないものの、キャラに個性とパンチ力があるので一度見たら絶対忘れないキャラ。
いつも上半身裸で紫色のタイツを履いています。
一見すると豚の顔をしたプロレスラーのようにも見えますよね。
ぶりぶりざえもんは、しんちゃんが描いて出来たキャラクター。
5歳児が絵を描くなら洋服は着せないよなー、と妙に上半身裸なことも納得。
また、左右の鼻の穴の大きさが違うことも、味のあるルックスになっています。
腰には刀のような物を付けているように見えますが、あれは千歳飴!
そして、ぶりぶりざえもんがたまに舐めています(笑)。
最初私は本当に刀かと思っていたので初めて知ったとき拍子抜けしました。
刀を構えているようで千歳飴を真面目に構えていると考えるとシュールですよね。
性格はしんちゃんと似ている部分が多いです。
そして、かなりマイペースで女性が大好きなナルシスト!
自分の顔を見て美しいと語る場面が印象的でした。
また、しんちゃんと一緒にナンパをするのも好きらしく・・・
そんな姿を見ると、似たもの同士で良いコンビだなと感じます。
ただしんのすけと違うのはがめつくて欲張りというところですね。
がめついってイメージのキャラは母親のみさえですが、それをもしのぐがめつさ。
そんな一面を見て、しんちゃんもあきれてしまうシーンもしばしばあるほど。
でも、どこかでしんちゃんはぶりぶりざえもんを頼りにしている部分もあると見ていて思います。
ぶりぶりざえもんは、しんちゃんが作り出した救いのヒーロー。
男の子はいつも、心のどこかにヒーローをイメージしながら成長していくんでしょうね。
なかなか恥ずかしかったり場の空気を読んで言えないようなことも、ぶりぶりざえもんはスカッと言ってくれるキャラクター。
そんな点でも忖度(そんたく)ナシのぶりぶりざえもんにあこがれる子も多いのかなと感じます。
「ぼくもあんなふうに言ってみたいなー」なんてね。
あまりの自己中な性格に、かっこいい!との評価をしづらいですが、しんちゃんとぶりぶりざえもんとの間には、深い友情を感じます。
それは、生みの親であるしんちゃんが、心からぶりぶりざえもんを"かっこいい"と思っている証なのではと思いますね。
見た目の可愛らしさと中身の腹黒さとが裏腹なキャラ、ぶりぶりざえもん。
そんなぶりざえもんには、数多くの名言が残されています。
つづいては、名言の宝庫と称したいほどスカッとする、ぶりぶりざえもんの名言をご紹介しましょう!
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ぶりぶりざえもんの名言はかっこいい!3選「私は常に強い物の味方だ」
まずは、ぶりぶりざえもんの名言といえば、コレ!
私は常に強い者の味方だ
これはぶりぶりざえもんの性格を一言で表すような名言です。
映画、アニメ問わず彼が登場する話では必ずと言っていいほど発しています。
仮にもヒーローがそんなことを言っていいのかと思わずツッコミを入れたくなりますよね。
基本的には救いのヒーローなのでしんちゃんの味方なんですが、敵を見て自分では勝てないと悟ると堂々と裏切ります。
思わず味方キャラも想定外の行動においっ!とツッコミを入れたくなっちゃいますよね。
ぶりぶりざえもんがこのセリフを言い、敵側にも受け入れて貰えず結局戻ってくるのがお決まりのパターンです。
なんだかんだで、ぶりぶりざえもんの裏切りは自身の中で無かったことになり、シレっとしんちゃんたちと行動を共にするのです。
これだけ見るとなんてヒドいキャラなんだと感じますよね。
でも、しんちゃんとの掛け合いは息ピッタリ。
2人して一緒にボケたり、結局ぶりぶりざえもんも一緒に事件を解決してしまうという点でも憎めないキャラなんです。
綺麗なお姉さんを見ると2人でナンパするという点も、しんちゃんと性格が似ていて面白いですよ。
最近は、自分から進んで救いのヒーローになっちゃうところが彼から目が離せなくなるポイント!
基本的に良いキャラとは言い難い・・・
でも、完全に悪キャラではないので気になってしまうところが魅力ですね。
続いての名言も、なかなかツッコミどこ満載ですよ!
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ぶりぶりざえもんの名言はかっこいい!3選「お助け料1億万円ローンも可」
二つめの名言はこちら
お助け料1億万円ローンも可
救いのヒーローとは?
とまたまた思わずツッコミを入れたくなるようなセリフですよね。
彼の言葉や行動を見るとツッコミを入れたくなるようなものばかりなんです。
1番目の名言と続いて彼が登場する度に言う決めセリフのようなもの。
世の中にはいろんなヒーローがいる中、ちゃんとお金を取ろうとするのががめついなと思います。
でも本当に彼の言う通りお助け料を支払っている人はいないのでこの言葉は皆無視しているのでしょう。
一応支払方法はローンだけでなく小切手や最近ではキャッシュレスも可のようです(笑)。
かなりの高額のお助け料を請求する割に当の本人は何か大きな活躍をしていた訳ではないのが、また面白いところ。
ボケで言っているのか本気で言っているのか、あくまで本人は本気なのでしょうね。
ちなみにぶりぶりざえもんは1日3時間しか活動できません。
彼は設定を含めてボケのオンパレードなキャラですよね。
制限付きのヒーローは一定数いますが彼は特にめぼしい活躍もないまま消えてしまうことが多く、何だったんだ?と思わず言いたくなります。
しんのすけも嵐を呼ぶというキャッチフレーズがよく使われていましたが個人的にはぶりぶりざえもんもそれがピッタリのキャラと感じます。
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ぶりぶりざえもんの名言はかっこいい!3選「じゃあダメだ!!」
そして、三つ目の名言は、
じゃあダメだ!!
これは映画ブタのヒヅメ大作戦の終盤シーンでのセリフです。
名言なのかと疑問に思われる方がいるかもしれませんね。
ところが、人として?(豚として)の深い心の奥にある彼の優しさにつながるセリフなのです。
このセリフのシーンの前に2人の女性がそれぞれ困っていて助けたお礼に何かを貰っていたんです。
このセリフを言った際、女の子が腹痛で泣いていました。
ぶりぶりざえもんは彼女に
”助けてあげたら何くれる?”と。
彼女は何も持っていなかったため、お返しが出来ないの、と小さく呟きます。
その後にこのセリフを言い、一度は女の子の元を離れます。
ところが、その道すがら薬局を発見するのです。
そして、女性たちから貰ったクーポン券でお腹の薬を買って戻ってくるぶりぶりざえもん。
今までの名言では、欲張り、がめつい、ナルシストと言った救いのヒーローらしからぬ面を見てきました。
この場合も言ってしまえば、お礼目的で人助けをしていたのでしょう。
でも「ありがとう」と言われたときの自分の気持ちが晴れやかになることに気付き、それが形のある物ではなくてもいいということに気が付いたのです。
こういった一面があるからこそ、憎めないキャラ、ちょっと人間味のあるキャラで魅力的だと私は思います。
このようなシーンを子どもが見ると、どんなふうに感じるんだろー?
「なんだかんだ言ってもヒーローはやっぱりカッコいいなー」って思ってほしいですよねー。
映画ブタのヒヅメ大作戦はぶりぶりざえもんが活躍する映画ですよ!
気になった方はぜひご覧になってみてくださいね。
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