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ケツだけ爆弾は泣ける?声優やひなげし歌劇団の目的は?宝塚?金波や時雨院の秘密!

クレヨンしんちゃん映画 映画
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クレヨンしんちゃんの映画は、感動するタイプギャグに全振りしているタイプに分かれていると思っている私です。

と考えると『劇場版クレヨンしんちゃん 歌うケツだけ爆弾』はタイトルのイメージだとギャグに全振りしているタイプのストーリーだと思いませんか?

ところが、ケツだけ爆弾はかなり感動する展開のストーリーなんです!

イチオシは、しんちゃんとシロの絆がとても感じられる話の展開です。

ケツだけ爆弾をみると、しんちゃんがシロをとても大切に思っていることが感じられて見方も変わりますよ。

今回は『映画クレヨンしんちゃん歌うケツだけ爆弾』の魅力についてお話していきたいと思います。

※一部作品のあらすじに触れています。

ケツだけ爆弾|泣けるストーリー!まずは感想から

私が『ケツだけ爆弾』で、個人的に泣けると思ったシーンがあるのでお話ししましょう。

まず、序盤のシロをUNTIに引き渡さないといけないという展開のシーンです。

シロを渡したくなかったしんちゃんはシロを連れて逃げてしまいます。

それこそシロの命と地球上の全ての命を天秤にかけた時にしんちゃんは純粋にシロを失いたくないという気持ちから取った行動でしょう。

子供心に”シロの命を犠牲にしなければ皆助からない”ということは分かっていても大好きなシロを差し出したくない気持ちが勝ってしまいました。

それはある種仕方のないことですよね。

そこから2人はしばらくUNTIとひなげし歌劇団から逃走します。

みつかったらシロは連れていかれてしまうからです。

しんちゃんがとても健気で一途で、本当に心が痛くなりました。

この映画はミュージカル系のギャグパートとシリアスなパートの振り幅があって見ていて飽きません。

とはいえシリアスなシーンが多いので泣きたい人やシロとの絆を見たいという方向きの映画です。

この映画の感想はしんちゃんとシロの絆が素晴らしいの一言です。

ケツだけ爆弾の声優|ひなげし歌劇団は敵組織

この作品はタイトルの通り登場キャラが歌っているシーンがかなり多いイメージです。

ひなげし歌劇団という本作の敵組織がいるのですが歌劇団の名にふさわしく登場シーンでは必ずと言っていい程歌っています。

私も見ていた時に思わず「あれ今しんちゃんの映画見ているんだよな」と錯覚に陥ってしまいました。

ちなみにこの映画が公開されたのは2007年です。

敵組織のひなげし歌劇団のメインの敵キャラは当時AKB48に所属していた人が声を当てていました。

その組織のトップは「お駒夫人」という名前です。

彼女の声はアンパンマンの声でお馴染みの戸田恵子さんです。

大女優が声優を務めているのも意外なのですが単純に舞台女優でもあるので歌唱力が凄いというところも見所です。

かなりお駒夫人がかなり個性的な、キャラの濃い魅力的でいい味を出しています。

悪役なんですが何か憎めないような、完全に悪役になり切れていないしんちゃんの映画に出てくる悪役というイメージがピッタリです。

 

ケツだけ爆弾|ひなげし歌劇団の目的とは?宝塚がモデル?金波や時雨院との関係も

『映画クレヨンしんちゃん 歌うケツだけ爆弾』というタイトルからわかるとおり、この作品は爆弾が鍵になるストーリーです。

世界を吹き飛ばすことの出来る威力を持つ爆弾がひょんなことからシロのお尻についてしまうのです。そして、その爆弾が外れなくなってしまうという展開。

シロのお尻についた爆弾を巡って、ひなげし歌劇団や時雨院がその爆弾を私利私欲のために、何とか安全に処理を考えてとそれぞれの思惑が交錯しています。

ひなげし歌劇団はシロのお尻の爆弾を「黒い太陽」と呼んでテロを起こすために狙っています。

時雨院がトップを務めるUNTIは基本スタンス、爆弾を安全に処理することでした。ですがシロと爆弾の切り離しが不可能と分かるとシロをロケットに乗せ、宇宙へ飛ばすという計画を遂行する方へシフトしていきます。

最初はすごく堅物のキャラかなと思っていたのですが、この計画にシフトしてからは時雨院のことは嫌いになりました(笑)。

多数を助けるためには少数の犠牲をいとわない性格と計画遂行のために行動する冷酷さを持ち合わせているキャラだったからです。

それぞれの組織、目的と用途が違うので想像できる通り仲は悪くいがみ合っています。

金波・銀波はお駒夫人の側近のような立ち位置で金、銀それぞれの仮面をつけた不気味な見た目のキャラです。

正体は最後まで不明ですが、目的はお駒夫人と一致しているようでそちら側に居るといった立ち位置でしょうか。

 

ケツだけ爆弾|最後の展開が泣けるとウワサな件

シロのお尻の爆弾が外れることはなく、結局、時雨院の計画が遂行されてしまいます。

その計画はシロを爆弾と一緒にロケットに乗せ、宇宙に飛ばしてしまおうというもの。

自分の家族がそうされるかと思うと身が引き裂かれる思いです。

でも天秤に掛けられているのが地球全ての生命だったらと考えたらどうでしょう。

自分だったらどうするだろう?考えてしまう人も多いのではないでしょうか。

しんちゃんは、結局そのロケットにシロと一緒に乗ってしまうんです。

その行動がまず泣けますよね。 しんちゃんのシロに対する思いがかなり伝わって来て個人的にジーンとしました。

結果的にシロもしんちゃんも助かり、爆弾は宇宙で爆発するので誰一人欠けることなく地上に戻ってきます。

他の家族たちはそれを止めるために追い掛けたのですが間に合わず、ただ2人の無事を祈ることしか出来なかったという場面でした。

彼らの想いを考えると無事に帰って来て良かったと思います。

気になった方は是非見てみてくださいね。

ここまで見ていただき、ありがとうございました。

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