クレしん映画『花の天かす学園』の名言が心に響くものだった!

クレヨンしんちゃん謎めき!花の天かす学園はクレしん映画には珍しく学園モノとミステリーの組み合わせなんです。

珍しい組み合わせとはいえ、熱い要素もたくさんあり凄く感動するシーンも多いです。

そんな今作、みさえや豆沢サスガの名言が心に響くんです。

またこの映画の私の個人的おすすめポイントも語りたいと思います。

そこで今回はクレしん映画の名言についてお話させていただきたいと思います。

※作品のネタバレを含みます。

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クレしん映画、花の天かす学園の名言が心に響く!野原みさえ編

何かに一生懸命な人間を笑うやつなんて、ハゲワシに頭むしられればいいのよ。

まず紹介したい名言は物語終盤のみさえのセリフです。

かなり辛辣な言い方ですがみさえらしいですよね。

今作ではカスカベ防衛隊の擬似的な学園生活模様が舞台のため、野原一家はほぼ登場せず、序盤と終盤に少しだけなんです。

ですがこれをみさえが言った場面がジンと来るんです。

物語の終盤に風間くんと他のカスカベ防衛隊の4人でいわゆるマラソン対決をすることになります。

風間くんはスーパーエリート風間さんという、学園のAIが作った理想的なエリート像の権化になってしまい、超人的パワーを手にしてしまいます。

その完璧超人になった風間くんとマラソン対決をしてしんのすけたちが勝ったら風間くんを元に戻してくれるとのこと。

ちなみにこれに負けると全校生徒をスーパーエリート化させるとのこと。

言ってしまえば、AIと人間の戦いです。

他の天かす学園の生徒は無謀な戦いだと笑ったりする人もいてそんな光景を見たチシオは迎えに来たみさえたちに自分の子供が笑われてるんですよ?と。

ですがみさえたちはそんな姿を見て友達の為に一生懸命になれる姿を見て誇らしく思い、上記のセリフを言います。

何かを懸命に取り組んでいる姿や頑張っている姿って「綺麗」な姿ばかりでは無いですよね。

泥臭かったり歯を食いしばっていたり、そんな姿を見て自分のためではなく友達のために険しい道のコースを走る姿にしんのすけの成長を感じて言った言葉なのでしょう。

続いてのセリフは天かす学園の教師であるスミコ先生です。

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クレしん映画、花の天かす学園の名言が心に響く!スミコ先生編

青春とは、ステキで価値のある無駄である

これは花の天かす学園の教師であるスミコ先生のセリフです。

この学校は最新鋭の技術を用いてエリートを育てるためにAIシステムのオツムンという少女の姿をした存在がいます。

全生徒の前にホログラムの姿で登場し、学園内に存在しているロボットなどのデジタル機器の全てを管理しています。

エリートを最短で育てるために導入している学校の先生が言うセリフだからこそ、深いなと感じました。

学生時代って勉強や部活、友人関係…などなど悩みはつきませんよね。

私自身も学生時代は思春期特有の悩みなどを抱えていました。

友達と遊んだり、部活動に明け暮れたりと天かす学園が最短でエリートを育成する学校ならばもしかしたら「無駄」と呼ばれることがたくさんあるかもしれません。

その最新鋭の学校の先生だからこそ、普段の日常の一コマや学生時代に体験したイベントの数々に意味があって大人になって振り返った時にあの時の経験や思ったことが自分を形成してくるのだと感じさせてくれる言葉です。

正直、この作品を見ていて授業もAIのオツムンが行っているので人間の先生の役割ってあまり無いように思えるんです。

実際の学校って授業もさることながら前後の準備や生徒一人一人を見たりと我々の目に映っていない部分もたくさんあります。

その負担の軽減という意味ではAIが授業を行うことって凄く合理的でメリットが多いです。

そんなAIに対するアンチテーゼにも思えるような内容にもなっているので気になる方はぜひ見てみてくださいね。

さてそんな名言があるこの作品ですが私個人的にみてて思ったおすすめポイントをお話ししていきたいと思います。

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クレしん映画、花の天かす学園の個人的おすすめポイントはここだ!

ここまで私が特に印象的だった名言を2つご紹介していきましたがここからは私が個人的に思う名シーンをご紹介したいと思います。

私が思う名シーンはヒロインである阿月チシオが自分のトラウマを克服するシーンです。

チシオは今でこそ生徒会長という立ち位置にいますが元々陸上部に所属していました。

そしてマラソンの大会では毎回1位を取っているようなかなり強い選手で元々はエリート側の天組の生徒だったんです。

作中の中盤以降で判明するのですが私もとても驚きました。

何故彼女がカス組になってしまったのかというと単純にマラソン選手として走れなくなってしまったからです。

幼少期から走るのが好きで才能にも恵まれていたのですが、ある大会でいつものように走っていたところ沿道から「あの子走ってる時の顔、変じゃない」という言葉が聞こえてしまいました。

その一言がきっかけで自分の走っている時の顔が気になってしまい、大好きなマラソンの世界から離れてしまいます。

誰かの心無い一言で傷ついてしまい、それが一生のトラウマになることってありますよね。

言った本人は何気なく呟いただけというのがタチが悪いところです。

チシオは思春期の女の子なので余計に傷付いてしまいました。

そんな中物語終盤でスーパーエリート風間さんとしんのすけたちとのマラソン対決です。

本気で走ればチシオは追い付けるかもしれませんがまた自分の走っている時の顔を笑われるのが怖くて全力を出せない

そんな時にみさえの名言を聞き、しんのすけたちのためにトラウマを克服しまた全力で走れるようになります。

私自身もチシオと同じように陸上部だったからこそ感情移入が出来たということ、思春期の女の子が友達のためにコンプレックスを乗り越えるという展開に感動をしました。

このシーンは実際に見ていただいた方が胸を打たれるのでぜひみていただきたいです。

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クレしん映画、花の天かす学園の名言 まとめ

今回はクレしん映画の名言についてお話させていただきましたがまとめると…

何かに一生懸命な人間を笑うやつなんて、ハゲワシに頭むしられればいいのよ。

みさえたちは友達の為に一生懸命になれる姿を見て誇らしく思い、上記のセリフを言います。

青春とは、ステキで価値のある無駄である

エリートを最短で育てるために導入している学校の先生が言うセリフ

クレしん映画には珍しい学園要素×ミステリー。

カスカベ防衛隊のそれぞれの成長と友情が見ていて胸を打たれたり、自分の学生時代を思い出せたりするこの作品。

まだ見たことがない人はぜひ見てみてくださいね。

ここまで見ていただき、ありがとうございます。

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