クレヨンしんちゃんの中でも謎が多いキャラしんこちゃん。
しんこちゃんの正体について、さまざまな憶測があり、ひまわり本人や友人の説などがあります。
今回はしんこちゃんの登場回である全7回について、しんこちゃんの言動について深堀していこうと思います。
しんこちゃんは何故か雨の日登場し、雨が上がると姿を消します。
一体どうしてなのでしょうか、いろいろな噂があるしんこちゃん。
未来から来たとされておりますが、なぜ未来から来たのでしょうか?
ひろしとみさえは、しんこちゃんを不思議な存在だと確信しています。
しんこちゃんという謎のキャラを登場させた作者の意図などから考察していきましょう。
今回はクレヨンしんちゃんのレアキャラ、しんこちゃんの正体についてお届けします。
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しんこちゃんの正体はひまわり本人説?登場回から考察
しんこちゃんの正体について、未来から来たひまわり本人ではないかという憶測があります。
しんこちゃんが登場したのが今までで全7回です。
2008/12/05 651話「謎のしんこちゃんだゾ」
2009/01/23 656話「また!しんこちゃんだゾ」
2009/02/27 659話「またまたしんこちゃんだゾ」
2009/04/03 661話「さいごの?しんこちゃんだゾ」
2009/10/30 683話「しんこちゃんたびたびだゾ」
2009/11/20 686話 「仲良くして!だゾ」
2010/01/15 690話「しんこちゃんまたまた!だゾ」
では、しんこちゃんが登場したときのセリフをヒントに、読み解いていきましょう。
しんこちゃんって、
あまり言葉を発することなく、不思議なイメージが強い。
しんこちゃんが名前を聞かれたときには
「ひま…な子供しんこちゃんです」と名乗ったり、しんのすけのことを
「おに…ぎり頭」と語っていました。
しんこちゃんは自分の名前のことをひまわり、しんのすけのことをお兄ちゃんと呼びそうになってごまかしているようにも思えますよね。
たしかに、
しんこちゃんの見た目も、ひまわりとしんちゃんを足して2で割ったような雰囲気だと一番最初に私も感じました。
上記のセリフを考えると、しんこちゃんは数年後の未来から来たひまわり説が一番最初に思いつくのもうなずけますよね。
そのほか、初対面の風間くんに対しては「私立の小学校に行く人は違う」との発言が!
ってことは、未来から来たのではないかという推測もすることができます。
数年後の未来のキーワードをそんなに簡単に言っていいのか?
ちょっと、つっこみたくなりますよね。
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しんこちゃんの正体/実はひまわりの友人か?
しんこちゃんの正体について未来から来たひまわりの友人と言われることもあります。
実は未来から来たひまわりにの友人という説は公式の見解になっています。
未来から来たという点は前述と変わりません。
それが、ひまわり本人なのか、ひまわりの友人なのかの違いですね。
しんこちゃんが未来から来た理由については5年後にひまわりはみさえによく怒られているため本当の母親なのかが不安に感じており、そのために未来から来たということがあります。
子供が一度は通る親に怒られることが多い理由は自分のことが嫌いなのではという不安に思う気持ちですね。
愛があるから叱るということに気がつくことが出来るのって大分大きくなってからですよね。
このことに関してしんのすけは「5歳児は母ちゃんに叱られる運命」と発言していました。しんちゃんはたまに達観しているなと感じさせられるのは私だけでしょうか。
しんこちゃんはひまわり本人に変わり彼女の不安ついて確認を行い、安心させたいとの思いで未来から来たのかもしれません。
この登場回から、ひまわりの友人説というのも納得できます。
私個人的にはやはり過去の登場回のセリフから推測するに未来から来たのはひまわり自身でしんのすけの言葉に納得したのでその後姿を現さなくなったのではないかと思います。謎が多いしんこちゃんについて人それぞれの考えがあるため、考察に花が咲きますよね。
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しんこちゃんの正体/なぜ未来から来た?ひろし目線からの考察
しんこちゃんの正体はひまわり自身、ひまわりの友人説があります。
どちらにも共通していることは未来から来た人であること。
その説には間違いないということですね。
ひろしの目線からしんこちゃんが来たことによってどのような出来事が起こったのでしょうか。
しんこちゃんの登場回でひろしが車にひかれそうになった時に助けたことがあります。
ひろしがこのあと事故にあってしまうことを予測したかのようでした。
ひろしは「しんこちゃんがいなければ今頃…」と語っています。
しかしそのあと、しんこちゃんは姿を消してしまいました。
この描写からひろしを助けに未来からやってきたのではないかと思われます。
過去を変えるために未来からやってくるという設定、SF系の作品ではよくある要素ですよね。
さらに、しんこちゃんはひろしに対し「おじさんひまちゃんのパパですね?」と語るシーン。
もしかしたら、未来ではひろしはすでにいないのかもしれません。
その事象を変えるために、しんこちゃんは来たのだとしたら・・・
ひまわり本人説でもひまわりの友人説でも成り立ちそうなのでまた考察がはかどりそうです。
ひまわりがしんこちゃんからもらった謎のぬいぐるみを大切にしてしますよね。
それを、しんこちゃんがいなくなるタイミングで投げてしまった。
でも、その夜にひろしがお土産で新商品と言って持ってきた描写は印象がとても強かったです。
個人的にはひまわり本人説を推していきたいですね。
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しんこちゃんの正体!なぜ未来から来た?みさえ目線からの考察
次にみさえの目線からなぜ未来から来たのか考察していきます。
ひまわりはしんこちゃんが野原家に来るとすごくうれしがっています。
しんのすけ、みさえとも仲良くなっていき、更にはシロにもなつかれています。
ある日しんこちゃんが登場した際に、しんこちゃんがみさえがひまわりの本当の母親であるかを確かめた話がありました。
その内容はみさえが外出中にひまわりを隠れさせてみさえが帰宅した時にどのような反応をするかということです。
よくYouTubeの企画などでありそうなドッキリのようなものでしょう。
みさえが帰宅し異変に気付いて慌てて探し始めました。
ひまわりは無事に見つかりみさえはしんのすけの仕業と思い、しんのすけをしかりました。
しんのすけからしたら飛んだとばっちりですよね。
そのあと、しんこちゃんは、しんのすけにこんなことを語りました。
子どもにとっては怒られるということは嫌なのもの。
自分のことが嫌いだから大人に怒られているのだと思いますよね。
大きくなると怒る、叱るという行為そのものも労力を伴います。
最悪どうでもいい人にはその労力すら使わないのだと理解するのは、だいぶ成長してからだと思います。
ちなみにみさえは、ひまわりの好きなものを知っているしんこちゃんに対して、とても不思議がっていた印象がありました。
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しんこちゃんの正体/雨の日に登場するのはなぜか
ここまでで、しんこちゃんが未来から来ていることがわかりましたね。
では、しんこちゃんについてもう一つ不思議な現象があることはご存じですか。
それはしんこちゃんが登場する回は共通して、しんこちゃんの周りだけ雨雲があることです。
「ひまわり」をここではしんのすけの妹と考えずに花の名前だと考えたとします。
「ひまわり」は、漢字で書くと「向日葵」と書きますね。
葵とは植物の名前でお日様の方へ向く植物でひまわりは太陽の方を向いて育つ植物。
よくみると、たまにひまわりの茎が変な風に曲がっていたり歪んでいたりするのはこのためです。
このことから、ひまわりは太陽と関係性が強い植物だとわかりますね。
ということは、雨の日は当然太陽を見ることができません。
ひまわり(向日葵)が太陽、しんこちゃんが雨と考えたとしましょう。
そうしたとき、しんこちゃんはひまわりの影の存在であることも考えることもできます。
また、それ以外にも雨の降っている時じゃないと後ろを向けない=過去に来れないということを表しているという説もあります。
そう言われるとどこか納得してしまいますよね。
それと同時にしんこちゃんが未来人であることが確信めいてきました。
いずれにせよ、しんこちゃんの登場と雨雲については因果関係は強いことではある思います。
ですが、アニメではその理由は明かされていないため謎な部分の一つです。
しんこちゃんが不思議な存在であると思われる一つの要因にもなっています。
しんこちゃん登場について作者の意図を考察
しんこちゃんは考えれば考えるほど不思議な存在。
しんこちゃんがひまわり本人であると仮説を立ててみます。
そして、しんこちゃんは自分で「5年後の未来から来た」と語っています。
では、なぜ5年後の未来から来たのか?
5歳になったしんこちゃん(未来のひまわり)は、みさえにしかられてばかり。
そのことが不安に思っているため確かめようとしている。
私は、しんこちゃんをなぜ登場させたのか?をこんなふうに考えてみました。
私が個人的に注目する点としては「5年後」から来たということであると思います。
現在ひまわりは0歳でしんこちゃんにとっては当時の記憶はほとんどないですよね。
そして5年後は5歳であり、それはしんのすけと同じ年齢になっていることになります。
しんのすけは、みさえにしょっちゅうしかられています。
でも、しんこちゃんの世界ではしんのすけは10歳であるためある程度は自立できている。
5歳の自分だけたくさんしかられているから、自分はみさえに愛されているのか疑問に思い、しんのすけと比較するために未来から来たのだと思います。
そして事実、しんのすけもみさえにたくさん叱られている。
自分だけじゃなくてお兄ちゃん(しんのすけ)も自分と同じかそれ以上にしかられているのを見て安心したのでしょう。
もしケンカしても兄弟・姉妹を大切にする
作者が一番伝えたかったは、この2点ではないかと思いました。
みなさんは、どのように感じますか?
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しんこちゃんの正体について まとめ
しんこちゃんは以下の理由から未来から来たという可能性が高いと言えます。
・しんこちゃんが名前を名乗る際に、ひまわりと言いかけそうになったのを「ひま…な子供しんこちゃんです」と名乗ったり、しんのすけのことをお兄ちゃんと言いそうになったのを「おに…ぎり頭」と訂正しているように見える。
・しんこちゃんの登場回でひろしが車にひかれそうになった時に助けたことがある。
ひろしがこの後事故にあってしまうことを予測したかのよう。
ひろしは「しんこちゃんがいなければ今頃…」と発言
・ひまわり(向日葵)が太陽、しんこちゃんが雨と考えた時、しんこちゃんはひまわりの影の存在であることも考えることもできる
しんこちゃんの登場回は雨雲が見えているという点で雨の降っている時じゃないと後ろを向けない=過去に来れないということを表しているという説もある
しんこちゃんは、13年ぶり「帰ってきたしんこちゃんだゾ」(2023年3月4日)に登場しました!
これからたくさん出会えるキャラクターだといいですね。
また違った視点から見ることができてより楽しくなると思いますよ。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。
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