クレしん映画っていつからスタートしていると思いますか?
実は一番最初の映画公開の1993年から今まで約31作品あります。
31作品あると子供の頃見ていた内容と今大人になって見る内容とテイストに違いが出てきます。
時代が進むにつれてどんな違いが出てくるのか気になりますよね。
新旧それぞれ特徴や良さが合って面白いなと感じました。
クレしんを語る上でで忘れてはいけないのが声優さんの交代です。
昔の方が印象に残っていて最近の映画どんなものがあるのか知りたい方必見!
今回はクレしんファン歴20年の筆者が、
新旧クレしん映画それぞれの魅力をお話していきたいと思います。
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クレしん映画は昔の方がいい?新旧を徹底比較 ~映画の特徴~
31作品あるのでここでの新旧の定義として2010年を境に2009年以前を旧、2010年以降を新として比較していきたいと思います。前後で大体半分になるように分けました。
新映画(2010年以降)の特徴 | 旧映画(~2009年)の特徴 |
・ゲスト声優(芸能人やタレント)が多い
(主題歌を歌っている人の出演) ・2人の監督が交互に手掛けている ・映画の設定がバラエティに富んでいる 家族愛、友情、兄弟愛・・・をサブテーマに。 ・野原家以外のキャラの活躍 (サブキャラにフィーチャーされた作品も多数) |
・名物おかまキャラが印象的
(原作者の臼井義人先生も出演) ・脚本担当や監督が連続して手掛けていることが多い ・あくまでメインは野原家、たまにカスカベ防衛隊など ・ギャグとシリアスのバランス(メリハリ)
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旧映画の魅力は、名物おかまキャラとギャグとシリアスのメリハリ部分です。
特に初期の作品は各作品に1人以上おかまキャラがいます。
敵か味方かは作品ごとに違いますがクレしん映画の名物といっても過言ではありません。
キャラが基本濃くて憎めないキャラが多くて作品を彩ってくれます。
私は特に1997年公開の暗黒タマタマの玉ユラ3兄弟、彼らは野原家に味方してくれます。
3人共凄く強くて、でも乙女・個性が強くて魅力があり定期的に見たくなる映画の1つです。
最近の映画はあまりいないので監督や脚本家さんのこだわりだったのだと予測できます。
映画の内容も見ているとギャグ要素とシリアスシーンが半々くらいであるイメージです。
新映画の魅力は、映画の設定がかなり豊富、野原家以外のキャラの活躍です。
旧映画が野原家の活躍にスポットを当てている印象なのに対してカスカベ防衛隊やゲストキャラにスポットを当てて物語が進行し、彼らの魅力を引き出しつつちゃんと野原家も活躍します。
新旧の大きな特徴の違いの1つです。
特に2013年公開のB級グルメや2018年公開のカンフーボーイズは特にカスカベ防衛隊に、2016年公開のユメミ―ワールドはゲストキャラに焦点が当たっています。
他のキャラが輝くことで野原家も輝くため相乗効果がありますよね。
改めてそれぞれの特徴を比べてみてもクレしん映画が長く愛されていて凄いなと感じました。
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クレしん映画は昔の方がいい?新旧を徹底比較 ~声優の変更~
クレしん映画、もといアニメを語る上で切っても切れないのがひろし役の藤原啓治さん、しんのすけ役の矢島晶子さんの変更です。それぞれ理由は違えど、かなり衝撃的なことでした。
藤原さんは療養のために2015年頃から、森川智之さんに変更になって正直最初は慣れませんでした。藤原さんが元々好きで他のアニメなど含めて子供の頃から聞いていた声なのである種、仕方ないです。
森川さんのことも他のアニメで知っていたので後任には少し意外だなと思いました。
何回か聞いていく内に慣れて行って今では何と無くしっくり来ている部分もあります。
ですが、ふと昔のクレしん映画を見ると藤原さんのひろしで新しい作品も・・・
なんて思ってしまう私もいるのは事実。
でも、あくまで藤原さんのひろし、森川さんのひろしと分けて考えることで、どちらもその人にしか出せない良さが見られます。
一度で二度美味しいなと感じました。
しんのすけ役の矢島晶子さん、後任の小林由美子さんもアニメや洋画の吹き替えで知っていて同じく意外だなと率直に感じました。
かなりのプレッシャーがある中で、最初は試行錯誤を重ねていたんだなと感じましたがしんのすけの可愛らしさを全面に出していて好きになりました。
矢島さんのしんのすけはおバカだけれどカッコいい。
小林さんのしんのすけは可愛さ極振りでとそれぞれの良さがある。
こんなカンジで私の中では差別化しています。
なので声優の変更には賛否両論あると思いますが、そういった意味でも新旧映画を一度見比べてみるのも楽しいと思います。
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クレしん映画は昔の方がいい?新旧を徹底比較 ~一度は見て!旧映画編~
それぞれの特徴などをご紹介してきましたが、私がこれは一度見て欲しいという映画を紹介していきたいと思います。
まずは~2009年までの旧映画です。
2003年公開の「嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード」です。
ある朝の、野原家みさえ以外は貧相過ぎる朝食のメニューを見てご立腹です。
その理由を目の当たりにすると態度は一変、冷蔵庫から超高級焼き肉の数々が現れました。
晩御飯の焼き肉を知り、機嫌が直ったのも束の間不気味な白衣の男が突然家に上がり込み助けを求めます。
更に彼を追う男・堂ヶ島少佐も登場し、白衣の男に盗んだものを返すよう言いますが男は「この家族に託しました」と宣言します。
心当たりのない野原一家は身の危険を感じ、逃走しますがそこから敵や街中の人たちとの追いかけっこが始まります。
この作品は前回・前々回がシリアス&感動的な内容だったため、全体的にギャグテイストになっています。
ひょんなことから野原一家が指名手配になってしまい、敵や知り合いの目を掻い潜りながら晩御飯に豪華な焼き肉を無事に食べるために敵の本拠地である熱海(静岡県)に向かい、事態の解決に向かいます。
仲良くしていた人や知り合いにも追われるという非日常でかつシリアスな状況にも関わらず、ギャグに振っている点がとにかく面白いです。
しんのすけとカスカベ防衛隊のシーンでマサオくんがしばらく「裏切りおにぎり」と言われて、しんのすけに許して貰えなかったのが不憫ですがちょっと笑えてしまいます。
家族がバラバラになってしまったのに熱海で合流できるのがやはり絆を感じますし、単純に朝からスタートして半日かけて辿り着くのが凄すぎます。
ギャグに偏っているように見えて最後に少し真面目な感じに終わるところがスパイスが効いていて好きです。
確実に言えるのが見ると絶対焼き肉が食べたくなるくらい合間合間で焼き肉の描写があって飯テロを彷彿とさせます。
他にも印象的な面白い場面が多数あるので是非見て笑ってほしい作品です。
クレヨンしんちゃんのヤキニクロード|あらすじやキャラクター紹介!野原一家がイケメンになる?
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クレしん映画は昔の方がいい?新旧を徹底比較 ~一度は見て!新映画編~
続いて新映画の2019年公開の新婚旅行ハリケーンの紹介です。
ある日、みさえは新婚旅行に行っていないことに唐突に気が付きます。
彼女が見付けてきたオーストラリアのグレートババァブリーフ島の子供も参加できる激安の新婚旅行ツアーにみんなで行くことにします。
そこで野原一家を待ち受けていたのは危険な冒険でした。
この映画は不定期である野原家が海外に行って事件に巻き込まれるというあるあるです。
作中で一番フィーチャーされているのはみさえで、彼女の心情の変化や強さアニメ内とは違った顔が見られてみさえのことが好きになる作品です。
本作のヒロインであるジュンコがかなり良い味出していて美人だが性格にかなり難ありです。
ですがみさえと喧嘩しながらも苦難を共にして仲良くなる描写もみさえの「女性」としての部分が良い意味で見えて彼女の新たな魅力が見られます。
家族愛、夫婦愛・・・など見る人によって心に刺さる要素が違うなと感じる万華鏡のような作品です。
個人的に面白いなと思ってのはひろしとみさえがそれぞれ歌を歌っていたシーンです。
前後のシーンで歌うような素振りは見せていなかったのに前奏が始まって驚きました。
クレしん映画やアニメで突然に歌うことはありましたがみさえが歌っていたのは初めてでした。
クライマックスでみさえが歌うシーンで戦闘シーンと歌のミスマッチ具合に思わずうるっとしてしまいました。
最後のシーンが終わってそのままエンディングが流れるのもまた泣きそうになります。
主題歌の歌詞、作品の内容も含めて泣けるポイントや心に響く所が多くて私も全体的に大泣きしました。
ちゃんと面白いシーンもありつつ、冒険の場面ではハラハラしてと見ていて飽きないかつちゃんと泣かせる作品で是非見て欲しいです。
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クレしん映画は昔の方がいい?新旧を徹底比較 まとめ
今回はクレしんファン歴20年の筆者が新旧クレしん映画それぞれの魅力をお話していきましたが、まとめますと・・・
・名物おかまキャラが印象的(原作者の臼井義人先生も出演)
・脚本担当や監督が連続して手掛けていることが多い
・あくまでメインは野原家、たまにカスカベ防衛隊など
・ギャグとシリアスのバランス(メリハリ)
・ゲスト声優(芸能人やタレント)が多い
・2人の監督が交互に手掛けている
・映画の設定がバラエティに富んでいる
家族愛、友情、兄弟愛・・・をサブテーマに。
・野原家以外のキャラの活躍
(サブキャラにフィーチャーされた作品も多数)
1993年から今までの歴史の中で変革がありながら今も尚、愛されているということが改めて分かったような気がします。
昔も今もそれぞれ良さがあってこれからも新しい映画が生み出されるのが楽しみになってきます。
私もクレしん映画をほぼ全部見てきましたが色々変化しても野原家は素敵な家族でカスカベ防衛隊は可愛い子たちだなというのは変わりません。
クレしんをこれからも好きでいるだろうと思います。
何か気になる作品があれば是非見ていただけたらと思います。
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ここまでみていただき、ありがとうございます。