今回は映画『クレヨンしんちゃん アクション仮面vsハイグレ魔王』に登場するハイグレ魔王について紹介していきます!
巷では、なにやら"ハイグレ魔王=怖い"と認識されることが多いようです。
事実、私も怖い印象を持っていました。
クレヨンしんちゃん映画第一作目ということで、今から30年前の作品です。
子ども向け映画の中ではかなり怖いというか、不気味というか・・・
敵はオカマですし、とにかく怖かったです笑。
そんなハイグレ魔王について早速語っていきたいと思います!
ハイグレ魔王を考察|怖い!第一作目にしてホラー作品
ハイグレ魔王は、数あるクレヨンしんちゃんの映画第一作目の作品であり、初めてのボスキャラ、初めてのオカマキャラと、しんちゃん映画初を沢山獲得している名キャラクターです笑。
ハイグレ魔王は怖い"とネット上では言われていますが、たしかにあの不気味な雰囲気は怖いですよね。
あらためて、どんなシーンが怖いと思ったのか検証してみました。
まずは、
お面を被ったハイグレ魔王がテレビで砂嵐と共に映り、消えていくシーンですね。
しんちゃんがアクション仮面を視聴していて、テレビが切れたときにハイグレ魔王が砂嵐と共に出現します。
このシーン、かなりのホラーシーンでして、現実世界で同じようなことが起きたらかなりチビります笑。
某ホラー番組でも、出てきそうなシチュエーションなので、ここのシーンはハイグレ魔王の不気味さも相まってハイグレ魔王=怖いが認識されるようになっていったのだと思います。
ハイグレ魔王を考察|怖い駄菓子屋シーンでの懐かしさと不気味さがマッチ
映画『クレヨンしんちゃん アクション仮面vsハイグレ魔王』では、観るシーン観るシーンでちょっと不気味な演出をしており、ちょっと怖い作風の映画となっています。
なかでも、駄菓子屋のシーンは懐かしさや不気味さ、なんともいろんな感情を想起させてくれるとても面白いシーンになっていますよ。
駄菓子屋って子どもが喜んでいくシチュエーションに不気味さを持ってくるところが、しんちゃんらしいですよね。
導かれるように路地裏に入り、そこには不思議な駄菓子屋がありました。
そこで、チョコビを買い、おまけのカードでレア度の高いナンバー99のカードを当て物語は進んでいきます。
ミミ子ちゃんと剛さんが、この駄菓子屋でかき氷を食べるシーンがあるのですが、そのシーンは夏を感じさせ、グッとくるものがあります。
不気味さや怖さを醸し出すこの駄菓子屋さんですが、夏らしさも感じることができる。
大人になった今だからこそ、感じることができるシーンだと思います!
是非、このシーンは実際に観たことない人には、観ていただきたいです!
ハイグレ魔王を考察|アクション仮面の存在は子どもの夢そのもの
映画『クレヨンしんちゃんアクション仮面vsハイグレ魔王』は、本来暮らしているしんちゃんの世界とは別の世界、パラレルワールドがあるのです。
そちらのパラレルワールドにしんちゃんたちが行き、ハイグレ魔王たちと闘うという構図になっています。
アニメ放送だけを見ていると、そんなパラレルワールドに行くなんて想像もつかないですが、劇場版のしんちゃんは、スケールが壮大なところも推しです!
なんと、このパラレルワールドは実際にアクション仮面が地球のために闘っているというメタ構造になっていて、子どもたちには夢のような設定の世界なんですよ。
子どもにとってヒーローって大事ですよね!
私も子どもの頃、戦隊物や仮面ライダー、ウルトラマンを見ていたとき、ホント、悪党を倒すヒーローがいれば良いのになと思ってました。
正直今も思っていますが笑。
ハイグレ魔王は、そんな子どもの夢を叶えたような世界観になっていて、ワクワクしながら観ることもできますよ。
子ども向け映画だからこそ、夢を叶えるような内容はとても大事ですし、大人になった今だからこそ、感慨深い気持ちで見ることができるんですよね。
自分がヒーローに憧れるという経験を積み重ねることで「今度は自分がヒーローになる」という感覚が芽生えてくるのだと、このハイグレ魔王の作品をみて感じます。
ハイグレ魔王を考察|怖い!? まとめ
いかがでしたか?
記念すべき第一作目のしんちゃん映画『アクション仮面vsハイグレ魔王』。
ハイグレ魔王が怖いといわれる理由は、映画の不気味さやホラーちっくな演出があるため、怖い印象を抱く方が多いのだと思います。
子どもの頃は、ただ怖いという印象がありましたが、大人になった今観てみると、どこか懐かしさやまた違った観点から視聴することができると感じています。
そして、しんちゃんにとっての絶対的ヒーロー!アクション仮面。
この存在は、その後の成長にも大きく関わってくるものだと、この作品をみて感じました。
何十年と愛されるしんちゃん映画は、子どもの頃見ていた人も大人になった今見返してみると、当時とは違った感想を抱くことができるのです。
これが、アニメ作品にはない、しんちゃん映画の面白味ですね。
子ども向け映画といいますが、どちらかというと大人でも楽しめる大人向け映画な気もします笑。
是非気になられた方は、記念すべき第一作目の映画、アクション仮面vsハイグレ魔王をご覧になってください!
最後までご覧いただきありがとうございました。